PKU（フェニルケトン尿症）治療ネット

PKUの子どもたちの生活で最も大切なことは血中フェニルアラニン値を適切な値にコントロールすることです。そのため食事療法を行いフェニルアラニンの摂取を制限する必要があります。この食事療法をきちんと行えれば、血中フェニルアラニン値はコントロールされ、子どもたちは健康に成長・発達することができます。PKUの子どもたちは食事制限をしなければならないという点を除けば、他の子どもたちと変わりありません。
フェニルアラニンは食事中のタンパク質に含まれています。そのためタンパク質を多く含む肉、魚、大豆製品、乳製品、卵などはほとんど食べることはできません。主食である米、麦などにもタンパク質は多く含まれているので、摂取する場合は低タンパクにした治療用低タンパク質食品を使用します。

食事の制限以外は
他の子どもたちと
何ら変わりありません。